近頃は、「発達の問題」という言葉も身近に聞かれることが多くなってきました。
学校から勧められて心理検査を受けてみたけれども・・・
家で子どもの様子が気になって・・・
仕事についたらうまくいかないことが多くて、インターネットで調べてみたら自分のこととそっくりだった。
このようなことをきっかけに、発達の問題と出会うことが増えてきているようです。
日常的に発達の問題と関わることが増えている一方で、思い切ってWISCやWAISなどの心理検査を受けてみたけれども、その後のアドバイスがあまりないというお話もよく聞きます。
「大きな問題はないからこのまま見守っていきましょう。」「能力差があるのは苦しいことですから、親は理解してあげましょう」と言われた方も少なくないでしょう。「検査の内容の話はしてもらったけれども、一回で全部理解するのはなんだか難しい」「日常生活のことを色々と相談したいのに、具体的な相談をできるところはあまりない」「検査をしたらもっと子どものことを理解できたり、本人や家族、学校生活がもっと落ち着くと思っていたのに・・・」そう感じている方も多いのではないでしょうか。
どのような検査でも、検査そのものや、診断それ自体は、あくまでも「その子や家族が生活しやすくなる、役に立つ」ためのものです。心理検査では様々なことがわかりますが、詳しい検査になればなるほど、その検査をよく知っている人と一緒に対策を立てていくことが大切です。
どの問題もそうですが、問題の姿が見えた時がスタートです。ではその先はどうしたらいいのでしょうか。できることはたくさんあるはずです。
具体的には、
・自分や子供の認知特性の理解
・褒め方、叱り方
・課題の設定
・日々の学習
等々。
科学的な検査、経験に裏付けられた具体的な対応方法や温かく今と先を見る眼差しが必要でしょう。
対応方法や対策は一度うまくいったとしても、ご本人の成長や周りの生活環境の変化などにより、その状況が長く続かないことがあります。対応方法や対策にもメンテナンスが重要と考えます。
サトウカウンセリングルームでできること
◉心理検査を元に、ご本人やご家族がどのようなことに困っているのか、生活しやすくするには、具体的にどのようなことをしていったら良いのか、また、ご本人が十分に能力を発揮していける方法や対策などを一緒に考え、対応していきます。
◉ご本人やご家族の状態を一定期間で振り返りながら、対応方法や対策のメンテナンスをサポート致します。
どうぞ、お気軽にご相談ください。